薬について考える

”日本初の内臓脂肪減少薬発売”という旗を見て、

内蔵脂肪も薬で減らすんだ!と、びっくりしました。

内蔵脂肪を減らしたいなら、まず運動をする・食事量を減らす・食事のカロリーを変えるなどの、

生活習慣を考えるものだと思っていたので、内蔵脂肪減少薬があることに驚きました!

よく考えると、高血圧の人が飲む血圧を下げる薬も同じだなぁと思いました。 

なんでこんなに薬が消費されるのかを考えると、

①即効性がある

②努力がいらない

③安価(国民皆保険で1割〜3割・ゼロの人もいる)

④薬を服用することに抵抗がない(常識になっている)

⑤副作用があることを知らない

若い時に薬ってすごいなぁと思っていました。 

頭痛の時や腰痛の時に、痛みどめを服用すると治るのだから。

痛みの部分だけに薬が効いていると思っていたら、

実は全身に効いていると知って仰天しました!

日常生活ができないほどの状態の時には、薬を服用をしたらいいけど、生活習慣を変えてなんとかなるものは自分で治す気持ちは必要と思います。 

副作用を引き受けるのは自分なのだから。 

薬の説明書を読むと、服用し続ける人は減ると思うのですが・・・

薬は症状を抑えるだけで、根本の治療ではないので、

生活習慣を変えることが、健康寿命を伸ばすためにも大事だと思います!

やっぱり、適度な運動・旬のものを食べる・快眠が大事です!!

行政の方と職能団体との意見交換会 金銭問題編

神戸市で、訪問介護・看護・ケアマネをしている(有)まいらいふの平山香緒利です。

昨日、19時〜21時まで少人数の意見交換の場をもちました。

職能団体側で事前に意見をまとめて臨んだこと、行政側も問題点・課題・今後の方針をまとめられていたことで、各項目について、具体的に話しをすることができました。

出席者全員が、なんとかよくしたい、成果をだしていきたいという気持ち(心)があるから、今後に繋がる話し合いが行えたと思います。

仕事が終わっての会議でお腹も空いていましたが、物凄く清々しい気持ちになりました。

今後も、お互いを理解し、いい関係を保って、いい介護環境を作っていきたいと思いました。

追伸:気持ちが通じる、話が通じる関係があることの幸せを感じました(私だけの思い込みかも)

介護のお金の話

命の輝きを支える”が理念の神戸で介護事業を23年している(有)まいらいふの平山香緒利です。

 今回は”お金”の話です。 

 お金のことを考えることは大切です。充分貯蓄があるのに心配して今を安心して暮らせていないのはもったいないです。
 今の世の中、お金があると、たいがいの物が手に入りますが、お金が無いと物も買えないし、サービスを利用することもできません。
 でも、お金があるから幸せとは限りません。 バランスが大事です。日本人はお金教と言う方もおられます。悲しいことです。 

 老後のお金のことばかりを考えて、今の生活を楽しめていないのは、ちょっと違うと思います。 

 なので、介護が必要になった時の費用の目途として、金額だけでなく考え方も参考にしていただいたら嬉しいです。

 <どんな生き方を望む?>・・最期まで自分のことは自分でやる、少しでも不便があったら人にやってもらいたい
 <どの状態まで生きたい?>・・食事が口から食べられなくなったら、人工透析をすすめられたら
 <どこで暮らす?>・・・家か施設か病院? 
 <誰に介護や世話をしてもらう?>・・家族・知人・近所の方・介護のプロ?
 <どの生活レベルを望むのか>・・最低水準・中水準・高水準

 を明確にしていくとだいたいの費用がみえてきます。
 その金額に生きるであろう年数×12か月=必要な金額 

 簡単に言うと 必要なお金=今の生活費+介護費用 

 介護費用は・介護保険の制度が3年に1度大きな改正があること
       ・公的な施設入所は、所得によって、費用が大きく変わる
         1割負担+食費+居住費=25,000〜139,200+日常生活費(2017年度)
・家でサービスを使う場合、現在で一番介護の高い要介護5で35065単位で38,000円程。

 (まとめ) 家で介護を受ける場合は、介護保険制度が維持されていれば今の生活費に+5万円程度 
       施設で介護を受ける場合は、課税対象者で14万円〜23万円(施設種類により変わる)

介護になったら、別の生活になるのではなく、今の生活に介護をプラスになると考える
と分かりやすいと思います。 


   ☆   ただ、この計算は介護保険があってこその計算です。もしなければ、20万円のサービス
を受けたら
20万円を支払わなければなりません。今なら1割の方なら2万円です。

   ☆☆  介護保険も医療保険も皆の税金で成り立っています。使う場合は、そのことに感謝して本
当に必要な時だけに使うようにすると介護保険も医療保険も1割は減ると思うのですが・・・
     1割減ると、12兆円で、1.2兆円が国民も元気になり生活が豊かになることに使えます。
     どちらがいいでしょうか?元気で使うのと、病気を治すことに使うのと。意識改革必要です!

   ☆☆☆ 介護保険も医療保険もタダだから、数百円だからという理由で使うと自分の能力や免疫力
を低下させ
ることになり、結局は、自分自身の能力を奪うことになります。
もったいない話です。
まずは、自助で、→共助→公助で、社会が変わる気がします。

      「一人一人の行動で社会が変わる」

        

 
 

 

余命3か月と言われて 

70歳後半の男性、”俺が、動けんようになったらどうしたらいいんや?”と相談に来られた。
1か月半前に”余命3か月”と言われたとのこと。

物言いも元気で、動きも颯爽としている方で、マラソン大会に出るために走っていると言われる。
話を聞いていて、体力自慢?とも一瞬思ったが、ご本人は本気な様子。
家の処分のことや入院がいいのか、施設を今から探したらよいのかと聞かれる。

どんな状態で余命を宣告されたのかはわからないが、お使者さんから言われたら、今自分が元気でも心配になるだろうと思った。

介護保険でできること、自費サービスでできること、有料老人ホームのこと、施設と病院の違いを説明をすると安心された。介護保険の申請は、生活に支障が出て介護が必要になった時にするのでその時に連絡くださいと伝えると笑顔で颯爽と帰られた。

後日、神戸マラソンを無事完走され、最高齢での出場を狙っていると事務所に来られ報告があった。
目標って大事だなと感じた(^.^)
私も、マラソン出る?!

グッド・マン THE GOOD MAN

最近、読んで温かい気持ちになった本です。改めて、同じ生まれて死ぬのなら、使える時間を価値のあることに使う、自分の人生を(まいらいふ)大事にしようと思った今日この頃です(^.^)

善人(グッド・マン)〜幸福を引き寄せる生きかた〜 著トッド・ホボキンス&レイ・ヒルバート

善人(グッド・マン)の6つの知恵

第1の知恵 『燃え尽きたエネルギーは必ず充電せよ(ただし、休息や睡眠だけが充電の方法とはかぎらない)』燃え尽きた脳みそは働かない。充電するだけでも人生に少しずつ余裕がでる。余裕が出てくると、それまで見えなかったものがいろいろと見えてくるようになる。家族のことも仕事のことも、それまでとはちがった視点から見直せる。

第2の知恵 『家族こそが宝物だ。断じてお荷物などではない』                          家族をお荷物などではなく、宝物だと考えれば、よろこびを分かち合うことができるようになる。仕事に対しても新鮮で自由な発想を持ち込める。仕事をする本当の目的もみえてくる。目的があきらかになれば、わくわくした気持ちで仕事に向かうことができる。働くことがふたたび楽しいものとなる。仕事が意味を持つようになる。目的をほんとうに理解し、それを実現する人々は、仕事をさせられているとは考えない。

第3の知恵 『どんなときも自棄になってはいけない。自棄になるくらいなら思い切って運を天にまかせてしまおう』 人間がどんなに最善を尽くそうと努力しても、裏目に出ることだってある。その逆もある。そんなことでいつまでもくよくよ悩んでいるぐらいだったら、いっそのこと、お祈りでもして、問題を解決するための力を自分に与えてくださいと念じればいい。自分の人生も目的はなにかということを考える。自分にとって何が重要で、何が不要なのかを見極める力を。きっと天が与えてくれる。大切なことは、自分の人生において優先すべき人間関係と責任とをきちんと選び取ること。

第4の知恵 『人と人をつないでゆくこと』

第5の知恵 『浪費はいけない、その分は活用にまわせる!』                          人間は生きている間にしたことはすべて「浪費」と「活用」に分けられる。人は意味もなく生まれてくるのではない。なにか目的があって生まれてくる。その目的を達成してこそ、真に意義のある人生を送ったいえる。この地上でわたしたちが使える時間はごくわずかだけ。だから価値のあることのために、限られた時間を活用したほうがいい。

第6の知恵 『価値あるものを残そう』(過去の遺物を受け渡すだけでは意味がない)               何年生きたかということが重要なのではない。与えられた時間を使ってどれだけ価値のあることができたのか、それこそが問われる。

足の壊疽 糖尿病の数値は安定しているのに、なぜ?

食事改善をして数値も安定しているのに壊疽になるということが理解ができなかった。
病院の先生や看護師さんに、質問をすると、褥瘡だと言われる。

寝たきりでも座りきりの方でもないのに・・・傷からの感染が原因。糖尿病を持っているので治りが悪くほおっておくと壊疽になるのだと教えて頂いた。まず、傷を作らないこと、傷ができたらすぐ受診(消毒)をすることで予防ができることを知りホッとした。毎日観察することでかなりの効果があると思う。教えて頂いた先生と看護士さんに感謝です。有難うございました。ひとつ?が減りました(^.^)

救急係長のお話を聞きました!

ケアマネジャーの勉強会でお話しをして頂きました。25年中の神戸市の出動件数は78006件。少しでも到着が早くなるように日々努力されていること、救急車を呼ぶ基準、緊急時に円滑に対応ができるように安心シート(救急医療情報)を作成されていること、現状等を教えていただきました。 日本のこの素晴らしい消防のシステムをよりよくするために「救急車の適正な利用」を知り適切に利用することが必要と感じた。 質疑応答で”大腿骨骨折でも体の中でかなりの出血があるため救急車を呼んでください”と言われ、知っておくことの重要性を感じた。少しづつ勉強会を重ねて知識と顔の見える関係を気づいて安心して暮らせる地域つくりに関わっていきたいと思いました。