【緊急事態宣言】政府批判と、予防に努めることは全くの別物。介護士も頑張っています!

こんにちは。訪問介護サービス提供責任者の平山です。

 

緊急事態宣言中のゴールデンウィークもあと少しとなりました。

お仕事をして社会を支えてくださっている方、

お家で休日を過ごすことで社会に貢献してくださっている方、

さまざまな方の色々な努力に本当に感謝しています。

日常生活に戻るため、私たちは協力しあって新型コロナウイルスの収束を目指していますが

少し気になることも出てきました。

政府への不満と、予防に努めることは別物


本当にごく一部の方だとは思いますが、

テレビのインタビューなどを受け

「議員たちも会食しているから自分たちも集まる」

「聖火リレーをやるなら、自分たちも遊ぶ」

「自粛疲れしてきたからバーベキューする」

というような答えをされているのを見かけました。

意味がわかりません。

政治に関心を持ち、意見を述べることは自立した市民にとって大切なことです。

働いて、納税し、選挙に行く。

これも私たちに保証された権利と義務です。

そのことから政府を批判する自由も当然あります。

でも、「政府や公務員がおかしい」から「自分たちもおかしなことをしてもいい」という理屈は通りません。

「自分が好き勝手すること」を他の誰かの責任にしているのだと思います。

その「オリジナルな理屈」で自分を正当化しても

結局は新型コロナウイルスの感染が長引けは、困るのは自分たちです。

自分が感染するかもしれないし、そのことによって収入が減るかもしれない。

子供や親、恋人など大事な人に感染させるかもしれない。

医療現場や保健所だけでなく、さまざまな機関の負担を増やすかもしれない。

長引く経済活動の縮小が、働く全ての国民の足を引っ張るかもしれない。

そんなことを一人一人が、もう一度考える時期が来たのではないでしょうか。

今の行動が巡り巡って、

自粛要請の延長、増税、更なる少子高齢化、といった形で

私たち国民にかえってくるのだと思います。

感染するのは仕方ないかもしれない。でも予防は徹底したい


新型コロナウイルス感染症に限らず、どんな病気もかかった人を批判するべきではありません。

自ら病気になりたい人などいませんし、

誰だって健康に毎日を過ごしたいです。

思いつく限りの予防をしても運悪く病気になってしまったり、

ウイルス自体が未知のもので、予防のための情報が足りない場合もあるでしょう。

でも、上記のような「政府がおかしいから、自分もおかしなことをする」という謎の理屈で

予防を疎かにすることには賛成できません。

それは「政府への意趣返し」ではなく、

「一緒にウイルスと闘う仲間」の足を引っ張るだけです。

今、私にできること


今回の新型コロナウイルスの危険性議論はさておき、

私たちは一人一人が小さな感染対策を習慣にし、積み重ねていくことができます。

それは、「政府が」とか「感染症類型が」とか

そんな意見とは全く別物として考えるべきです。

(もちろん、私にだって訪問介護の現場でコロナ対策をし続けてきて

政府だけなく、神戸市などにも言いたいことは山ほどあります。

が、それは置いといて・・・)

私はこれからも情報に踊らされないよう留意しつつ、以下のことを続けるつもりです。

・手洗い、うがい、手指消毒

最近はお店にアルコール消毒があっても、スルーしている方をよく見かけます。

可能であれば、カートなどの持ち手も消毒することをお勧めします。

基本に勝る秘訣はありません。

私はこれからも、手洗いと消毒を徹底します。

・マスク着用

最近はありがたいことに、マスクが手に入るようになりました。

・なるべく人との接触を避ける

感染症予防で話題になった「3密」ですが、密にならなければ良いというものではありません。

人が二人しかいなくても、接触で感染することもあります。

手にウイルスが付いてしまえば、人間は無意識に顔や髪を何度も触りますから

口や鼻、目などからの侵入を許すことにつながります。

そういった意味でも、蜜を避けることに加えて

なるべく接触も避けて、接触した場合にはアルコール消毒を心がけたいと思います。

・定期的に汗をかく

別の記事でも書きましたが、汗をかくことは健康を保つことを助けます。

お風呂に浸かる、ちょっと歩く、など無理なく汗をかけるようにします。

・しっかり寝る。バランス良く適量を食べる

健康で免疫力が高ければ、どんな病気とも戦うことができます。

どれも小さなことですが、積み重ねることで効果が発揮できると信じています。

まとめ「とにかく自由に出歩きたい!」


私たち介護の専門職は、人一倍、感染予防を心がけています。

そのため、遊びに出かける、集まって食事をする、

というような楽しみを1年以上制限し続けています。

もちろん、仕事のため、食材の買い出しのため、といった外出はしていますが

できれば「なんの目的もなく、ふらっと出かけて、歩き回る」みたいなことがしたいです。

コロナ以前の生活に戻りたいわけではありません。

コロナ対策のために

・手洗いや手指消毒の大切さが広く認識されるようになった

・マスクが当たり前になった

・お店がアルコール消毒を設置してくれる

・いろんな場所が換気をしてくれる

など、私にとっていいこともたくさんあります。

もちろん、コロナウイルスなどなく普段通り生活できるのが一番ですが・・・。

あとは、早く感染が収束し、

「予防しながらであれば出歩いても良い」という世の中になってほしいです。

そのためにも、

「今、私にできること」をひとつずつ積み重ねていきたいと思います。

他の職種の方々と同じように、介護職もみんなで頑張っています!

早く自由に出歩きたいです!

 

1回目の緊急事態宣言の際に、こんな記事も書いています。
コロナウイルス感染の収束のためには、小さな良い習慣の積み重ねが大切ではないでしょうか。
[clink url=”https://k-mylife.com/2020/05/01/【訪問介護の現場から】コロナの影響と皆様への/”]

毎日、風呂につかって汗をかくことについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
[clink url=”https://k-mylife.com/2021/04/28/入浴のススメ〜毎日のお風呂で汗をかけば健康を/”]

今週の本 

久しぶりの投稿です。

神戸で訪問介護・看護居宅支援をしている(有)まいらいふの平山です。

今週の本

○ほんとうの心の力 中村天風氏

○”幸せの国”ブータンに学ぶ幸せを育む生き方 永田良一氏

○7曜日の法則 はづき虹映氏

どれも、なるほどと思い、同時に元気をもらいました。

一日一生、今を大切に生きる、世の中をよくするために生きる、積極的に生きる、今すぐやる(永遠に明日はこない)、こころの成長こそが幸せを感じるこころを持つことに繋がる・・・・・

こんな生き方をする人が増えると幸せな人が増えて、社会もよくなるなぁと思いました。

曜日の法則を知ることで、土曜は、働くのは仕事だけでなく、生活を支えていることにも時間を使うこと、または支えてもらっている人はその人に感謝する曜日とあり、掃除や洗濯・買い物・整理整頓に時間を使っていいんだとか、朝寝・昼寝・夜寝をしてもいいと言われると、罪悪感なくできて、同じことをするにも心地よくなりました。

この本を読んで、すぐに、いつか買おうと思っていた風呂の椅子とソファを買いました!

夜中に、いつかしようと思っていた、溜まっていた水道・光熱費等の控えを処分しました。寝るのが遅くなったけど清々しい気持ちになりました。

朝、目が覚めてことに対しても、有難いなぁとあらためて思いました。

今日も大事に生きようと思います(^.^)

 

 

 

 

 

兵庫県立大学さんの地域キャリア論の授業に参加して

経営者の会の中小企業家同友会の共同求人委員会の繋がりで、授業に参加させて頂き昨日が発表会でした。

授業の趣旨は、”学生のキャリア形成の一環として、地域企業の魅力を学生に認知してもらう動画制作を行う産学コラボ授業。経営者へのインタビューをスマートフォンで撮影し、企業や経営者の魅力を紹介する動画を制作し発信する”

今回は、お隣である神戸芸術工科大学の映像表現学科の先生も参加されるという贅沢な授業でした。

スマートフォンで動画が制作ができることに驚き、昨日の6社の動画をみてクオリティの高さに更に驚きました。

6社に各4〜5人の学生さんでグループ分けが行われますが、学年も学部も違い初めましてから始まるメンバーで5回の授業でこのクオリティで、社長6人も先生も感嘆しました。

このクオリティの高さや観た人が感動するものに仕上がったのは、単に操作が上手いや得意な人がいるからではなく、今回の趣旨である、”企業や経営者の魅力”をどう引き出せるのかを真剣に考えた熱意が仕上がりにこうも繁栄されるのだと体験させてもらって、久しぶりに姿勢を正す機会を頂きました。

授業も仕事もただ無難にこなすこともできるし、熱意をもって真剣に取り組むことも自分次第でできる。
今回の授業で、学生さんの取り組む姿をみて、チームで協力すること、熱意をもってすることで、自分達が思っている以上の成果ができること、そのプロセスが優しく強い人間をつくっていくステップになんだと感じた。

より良いものを作るというチームの共通の目標があることが、一人一人の力を引出したのだろうか。

まいらいふの仕事の価値は目に見えないが、人の人生においてすごく重要な部分を担っている。

今回の授業に参加させて頂いて、改めて、熱意の重要性を教えて頂いた。

今回お世話になった先生、関係者の皆さん、学生さん、同友会のメンバーに感謝。

この縁が末永く続きますよう、これからもどうぞ宜しくお願いします。

少子高齢化でどう変わる?

 人口構造が変わる!働き方が変わる!役割が変わる!
<出所>総務省「国勢調査」、社会保障、厚生労働省「人口動態統計」

1965年 2012年 2050年
胴上げ型 騎馬戦型 肩車型
65歳以上1人対して20〜64歳 9.1人 2.4人 1.2人
1年間の出生率 182万人 2.14% 102万人 1.37% 56万人 1.35%
日本の人口 9921万人 12750万人 9708万人

↑これを見てどう感じましたか?

私は、若い人が結婚に夢とか希望を持ってほしいなぁと思った。
年収がどうだとか、使えるこずかいが減るだとかではなく、独身の時より心身共に豊かになれるとか家族がある幸せとかを感じてほしい。なので、おせっかいさんになって(カップル=古い?)くっつけていきたい!!

皆が意識を変えることが必要!

高齢者が増え、高齢者が何かをしてもらう側、若い世代がしてあげる側という仕組みが成り立たない。

1.今の介護保険制度が財源、人材の確保ができなくなるので、各自が自分のことは自分でする意識をもつ(自助)

2.退職しても、高齢になっても、元気な人や役割をもってまわりを助ける、助け合う(共助)

3.高齢者人口が増えて、高齢者重視になるのではなく、若い世代が希望が持てて、成長し続ける将来性のある社会が描けるような政策を支援していく                 ↓

自分の世代だけがよければよいのではなく、”皆が我がこと”と考えて、よりよい方に向かうように皆で考え行動することでよりよくしていきたいなぁ。