Q1:介護保険を利用できるのは、どんな場合?
A1:
①65歳以上の方で要介護・要支援状態の方が利用できます。
要介護状態とは、ねたきりや認知症などで、入浴、排せつ、食事などの日常の生活動作について、いつも介護が必要な状態のこと
要支援状態とは、いつも介護が必要とまでいかなくても、家事や身支度などの日常生活に手助けが必要な状態のこと
または
②40歳〜64歳の方で老化に伴う病気「特定疾病」によって、要介護状態や要支援状態になった方が利用できます。
!注意! 誰かに助けてもらうことなく、一人で外出できるほど元気な方や、元気であるが家事をする習慣がないためお手伝いを必要とする方は
要介護・要支援の対象となりません。
<参考> 特定疾病に該当する疾病は次の1〜16の疾病です。(今後追加・変更の可能性あり)
1.がん(医師が一般に道められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
2.関節リウマチ
3.筋萎縮性側索硬化症
4.後縦靭帯骨化賞
5.骨折を伴う骨粗鬆症
6.初老期における認知症
7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
8.脊髄小脳変性症
9.脊柱管狭窄症
10.早老症
11.多系統委縮症
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性人生及び糖尿病性網膜症
13.脳血管疾患
14.閉塞性動脈硬化症
15.慢性閉塞性肺疾患
16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
Q2 仕事をしていますが、親が介護状態になりました、仕事を続けながら親をみることはできますか?
A2 覚悟があればできます。
今は、介護保険や介護休暇・介護休業制度等が年々充実しています。地域包括支援センターや会社にご相談ください。会社独自の制度がる場合もあります。会社を辞めることはいつでもできます。続けるためにどんな支援や仕組みがあるかまず尋ねましょう。(ネットで介護保険で検索も情報収集可)
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