お葬式に参列して思うこと
以前は、空しさや憤りの気持ちが大きく泣き通しでした。 お葬式に参列して ”この方の人生は、何だったのか?” ”人は生まれて死ぬ。何のために生まれる?” ”大変な時代を生きて、この人は幸せだったのか?” ”残せたものは?”と、人生って何なの?と。
最近は、穏やかににお別れをすることができるようになりました。 それは、最近こんな風に思えるようになったからです。大多数の人は、名を残すような大きな事を成し遂げたということはないかもしれない。だけど、その人が生きている間にしている仕事や子育てはもちろんですが、1人1人の些細な毎日の行動(近所の方への挨拶・言葉かけ・家の前掃除・感謝の言葉…)が、国を作っているということが分かったからです。これは、国民が国を作っているということで、当たり前なのですが、それがわかっていなかったから空しい気持ちになっていたのです。毎日を一生懸命を生きることの大切さをお葬式に参列して改めて考える機会を与えてもらっています。