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1分でも!在宅介護における換気の必要性

こんにちは。訪問介護サービス提供責任者の平山です。

今日の神戸は晴れていて、春の気配がします!

早く武漢コロナウイルスの騒動が落ち着いて、楽しい春が迎えられますように!

 

換気のメリット

皆様、部屋の換気はどれくらいの頻度で行なっていますか?

まだまだ寒い日も多いこの時期、意識して換気することは少ないのではないでしょうか?

私が訪問介護で回っている感覚だと、

高齢者は特に換気を嫌がる傾向があるように思います。

単純に寒いから嫌な場合もありますし、風が通る感覚が嫌な場合もあるようです。

でも、換気はとっても大切です。

最近のニュースなどで換気の重要性が取り上げられていますが、

風邪やウイルスの予防にはもちろん、他にもいいことがあります。

・新鮮な空気と光を取り入れて気分転換

高齢者だけのお宅は換気をしたり、光を取り入れたりが難しくなりがちです。

少しでもカーテンや窓を開け換気をすると、

太陽光を浴びることでセロトニンが分泌されやすくなります。

新鮮な空気が入ることで、目の前のこと、手が届く範囲のことだけでなく、

窓の外や空気の感覚に意識がいき、気分転換になります。

元気な方の場合「気分転換?」と疑問に思うかもしれませんが、

自由に出歩けない時の「外の空気」は大切です。

・偏った湿気を調整する

室内には、住んでいる方にはわかりにくい匂いがあります。

その匂いは、食べ物や飲み物、体臭からの場合もありますが、こもった湿気からきていることも多いです。

こもった湿気というのは、認知症の症状に悪影響を与えるように思います。

いつもより起きるのを嫌がられたり、攻撃的になったり、

ご本人にとってもケアするご家族にとってもつらい症状です。

その症状が換気で無くなるとは言えませんが、

「少し軽くなる」ことは何度もありました。

「少し」がいくつも積み重なることで、ケアがスムーズに進みやすくなります。

カーテンを開けて、窓を開ける「少し」の手間で、「少し」楽になる。

一度試してみませんか?

・体内時計が整う

一日中、室内で過ごしていると体内時計がずれてくることがあります。

認知症の方は、症状の段階によっては

時計を見ても時間が認識出来なくなったり、朝か夜かがわからなくなったりします。

そのため、日中は寝ていて、夜中に起きている、という昼夜逆転が起こりやすくなります。

時間が認識出来なくても、太陽が出ている時間にカーテンを開けておき、

光を浴びることで、体が「今は朝や昼」だと感じ体内時計を調節できます。

在宅介護を続けるにあたり、

サービスを利用するにしても、ご家族がケアするにしても

昼夜逆転が起こらないことは大切です。

夜にご家族が寝ている間に動き回って暴飲暴食をしてしまう。

昼間を、夜だと体が間違えて寝ているところに起こされてケアを受ける。

ご本人にとっても苦痛ですし、眠いからと抵抗されるご家族の負担も多くなります。

そのため、体内時計を正しくしておくことをおすすめします。

まとめ

訪問介護士としての経験上、換気と光は、心身に影響を与えます。

認知症の方は特に影響があるように思います。

新鮮な空気と、気持ちの良い太陽光を適度に浴びて、

ご本人も快適に!

ケアするご家族が少しでも楽に!

なりますように。

 

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